本研究は、省エネ・低炭素社会の実現に資するダイヤモンド半導体を用いた革新的デバイスの創製を目的とする。具体的には、高効率大電力変換を実現するダイヤモンドインバータに必要な超低損失・大電力制御可能なダイヤモンドパワーダイオードとパワートランジスタの開発を目指す。
それらを達成するために、半導体ダイヤモンドウェハと革新的なダイヤモンド半導体デバイスの研究開発を、産官学連携、そして国際連携も図る。また、ダイヤモンドのパワーデバイス以外の展開、例えば、エネルギーキャリアとして期待されているアンモニア合成システムの基盤要素技術の開発や深紫外線発光デバイス、量子デバイス、バイオ/ケミカルセンサ、工具、ヒートシンク/スプレッダ等の応用も視野に入れ研究開発を行う。
研究目標